実は、ピーマンの種や内側の白い部分も、しっかりと食べることができるんです。これらの部分には、苦味や独特の香りがあるため、普段は取り除かれがちですが、実は栄養価が高いんですよ。カボチャの種やエノキの根元、大根の皮、ブロッコリーの茎といった、普段は捨てられがちな部分と同じです。
私も以前は、これらを捨てることが多かったのですが、野菜の皮や種にも栄養が含まれていることを知り、料理に取り入れるようになりました。
特に夏の旬を迎えるピーマンは、その小さな部分にも栄養がたっぷり。夏バテ防止にも一役買ってくれます。一年中、お手頃価格で手に入るピーマン。ぜひ、丸ごと使った料理でその魅力を楽しんでみてください。
意外と食べられる!ピーマンの種
子供の頃、「種を食べるとお腹が痛くなる」と聞いたことがあるかもしれません。私も、ピーマンの種を疑いもなく捨てていましたが、実は栄養豊富で食べられるんです。
種の苦味の原因となるアルカロイドは、人体には無害で、体内でしっかりと分解されます。また、加熱することでアルカロイドは分解されるので、苦味が気になる場合はしっかり加熱すると良いでしょう。海外ではピーマンの種まで食べるのが一般的ですが、日本では種を取り除く習慣が根強く残っています。
ピーマンの種、摂取量の目安は?
ピーマンの特徴的な苦味は、特に子供たちにとってはやや強すぎるかもしれません。そのため、子供たちが食べやすくするためには種を取り除くことをおすすめいたします。私自身、10年以上もの長きにわたり、ピーマンの種を食べ続けきましたが、問題は一ありません。
ピーマンの種の色に注意
色あせて黒ずんでしまったピーマンの種は、料理の品質を向上させるために、取り除くことをお勧めします。時と場合によりますが、その方がより美味しい結果を得られることがあります。
時短で栄養もプラス!ピーマンの種を使ったレシピ
実は、ピーマンの種やその内部の白い部分を取り除くのは、思った以上に手間がかかるものなのです。特に、種が果肉にこびりついて取りにくくなることもしばしばあります。
そこで今回は、そのような手間を省き、ピーマンを丸ごと活用した2つの簡単で美味しいレシピをご紹介いたします。どちらのレシピも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ一度お試しください。
ご紹介するレシピの材料は、2人分を想定しています。また、調理の手順の簡単さを星マークで表示しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。