- いつも同じつゆでそうめんを食べるのに飽きてしまった！
- 他にどんな具材や薬味があるの？
子供の頃、夏になるとよく「今日の昼ごはんは何？」と聞かれ、「そうめんだよ」と答えると、少しがっかりしたことがありますよね。そうめんはお中元でもよく見かける品で、家に余っているものを消費するために、夏には頻繁に食べられることが多いです。
そうめんのバリエーションはなかなか難しいものがあります。せいぜい温めたり冷やしたりする程度ですが、今回はそうめんに合う具材や薬味をいくつか調べてみました。
私が特におすすめしたいのは、しいたけを使ったアレンジです。どのようにそうめんとしいたけを組み合わせるかをご紹介します。
そうめんのトッピングに人気の具材
そうめんには、さまざまな薬味や具材を合わせることができます。薬味を上手に使うことで、そうめんの風味がぐっと引き立ちます。それではいくつか人気の薬味やアレンジのアイデアを挙げてみましょう。
最も一般的な薬味といえば、やはりネギでしょう。そうめんのつゆに細かく刻んだネギを加えるのが基本中の基本です。ネギの風味が麺にさわやかな香りを運んでくれます。我が家でも欠かせない定番の薬味ですね。
ネギ以外に人気なのが生姜です。ピリっとした辛み、爽やかな香りがそうめんの味を引き立ててくれます。私は子供の頃は生姜の風味が苦手でしたが、大人になってからその魅力に気付きました。そばに合うワサビのように、そうめんには生姜を使うことが多くなりました。
その他によく使われる薬味として、大葉、ワサビ、ミョウガ、海苔、白ごま、大根おろし、きゅうりの薄切り、天かすなどがあげられます。いずれも爽やかな香りや風味を麺に運んでくれる相性抜群の薬味ばかりです。
面白いアレンジとしては、そうめんにみかんの缶詰を合わせる家庭もあるようです。私の実家では、そうめんに飽きさせないよう、カラフルなみかんを彩りとして添えたものです。甘酸っぱい果実の風味が、夏の暑さに負けない爽快な味わいを生み出していました。
このように、ごく基本の薬味からちょっと変わり種のアレンジまで、そうめんには様々なアレンジを楽しむことができます。おなじみの組み合わせにプラスアルファを加えるなどして、新しい風味の発見をしてみるのも面白いでしょう。
関西で人気の色彩豊かなそうめんの食べ方
私は普段、そうめんをシンプルにつゆで楽しむことが多いですが、関西地方にはそうめんをさまざまな具材でアレンジして楽しむ文化があるそうです。
関西では、そうめんに錦糸卵、きゅうり、ハム、トマトなどをトッピングして、冷やし中華風にして食べることが一般的です。この食べ方は見た目も華やかで、冷やし中華を彷彿とさせるスタイルが魅力です。
ただし、そうめんは細いため、具材を多くすると麺がふやけやすいかもしれません。これは関東出身者として少し心配になる点です。
そうめんにぴったり！しいたけの活用法
市販のそうめんつゆも便利ですが、手作りのつゆを試すのはいかがでしょうか？ 特に、干ししいたけから取るダシは風味豊かでおすすめです。
干ししいたけを水で戻した後、その戻し汁を基に、砂糖、かつお節、醤油、みりん、お酒を加えてオリジナルのつゆを作ることができます。戻したしいたけは風味が強く、そうめんに加えると素晴らしい具材になります。
特におすすめなのは、しいたけの含め煮です。シンプルなそうめんにしいたけの甘辛い味わいが加わると、全く新しい味の体験ができます。
しいたけの含め煮レシピ
【材料】
- 干ししいたけ
- 醤油：大さじ1
- みりん：大さじ1
- 砂糖：大さじ1
- しいたけの戻し汁
作り方は非常に簡単です。まず、干ししいたけを水で戻します。次に、戻し汁を少し小鍋に入れ、醤油、みりん、砂糖を加えて煮詰めます。このしいたけの含め煮は、そうめんの味わいを引き立てる最高のアクセントとなります。
まとめ
寒い夏はさっぱりとした麺料理が恋しくなりますね。そんな時におすすめなのが、そうめんです。冷たい出汁につけて食べる心地よい夏の味覚、実にさわやかで上品な風味を楽しめます。
そうめんには、さまざまな具材や薬味を合わせることができます。今回は、相性の良いものをいくつかご紹介しましょう。まず、しいたけは素朴な味わいがそうめんにぴったりで、プラスする事で一風変わった雰囲気を味わえます。ささがきにしてそうめんにトッピングするのが一般的ですが、おひたしにしてもおいしくいただけますよ。
今回紹介した他にも、ネギやかいわれ大根、梅干しなどの薬味類を添えれば、さっぱりとした味に合う香り高い風味が加わります。さらに、かまぼこやナルトなどを具にすれば、よりボリューム感が出てがっつり食べごたえがあります。
このように、それぞれの好みの具材を選んでアレンジを楽しむことで、そうめんの新しい魅力が引き立ちます。ぜひ、あなたなりのお気に入りの組み合わせを見つけて、涼しげな夏の味覚を心行くまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
