初心者でも必見!アスパラガスの育て方|肥料の種類と良質プランターの選び方

食べ物の豆知識

アスパラガスって採れたてがとても美味しくてそこからどんどん鮮度が落ちていく野菜です。自分で栽培するとスーパーで買ったものとは大違いでびっくりします。

ちなみに観葉植物としても育てている方って結構います。しかしどうせなら美味しく食べれるアスパラガスを栽培してみたいですよね?

この記事は育て方、育てる前に種から買うのがいいか、苗を買うのがいいのか、プランター選びの重要性などを記事にしています。

アスパラガスの育てる前に

アスパラガスの育て方には種からの育成と苗からの育成の2つの方法があります。「あなたはどちらの方法でアスパラガスを育てますか?」

栽培する規模や目的によって、種からの方がよいのか、苗からの方が適しているのかが変わってきます。広い土地でアスパラガスを大量に栽培したい場合は、種から育てる方が費用対効果が高くおすすめです。一方、苗から育てる場合は初期コストが高くなる傾向にあります。

プランターで家庭菜園としてアスパラガスを楽しみたい方は、苗からの育成がより手軽で適しています。プランターのサイズにもよりますが、一般的に10号サイズの鉢なら1株、長めの横長プランターでは2株が目安となります。

苗を選ぶ際は、2年生の苗がおすすめです。安価な1年生の苗では、発芽から収穫できるまでに時間がかかり、初めての収穫が1年先になってしまう可能性があるためです。

アスパラガスはプランターで育てるべき?露地植えで育てるべき?

アスパラガスに最適な栽培方法は地植えです。何故かと言うとアスパラガスの根が結構地中深くまで張るからです。

プランターだと根が思うように張ることが出来ずに少し弱々しいアスパラガスが出来てしまう可能性があります。

しかしアスパラガスを家庭菜園で楽しむ程度をお考えの方はプランターで問題ないと私は思います。栽培を楽しみながらたまにアスパラガスを食べれる程度ならプランターで問題ないです。

アスパラガスの栽培でプランター選びのコツは?

アスパラガスは根が深くまで張る植物という話をしました。なので底がとにかく深いものを意識して選びましょう。アスパラガスは根の強さによって太くなるアスパラガスが採れます。

上図のプランターは深型の600です。このぐらいの深さに2苗っていうのが家庭菜園ではベストなサイズのプランターではないでしょうか?ちなみにプランターは深ければ深いほどいいです。

アスパラガスの育て方

アスパラガスの育成には、適切な土壌環境を整えることが非常に重要です。アスパラガスは根菜類なので、肥沃な土壌があれば理想的な生育が望めます。市販の培養土を使えば、手軽に豊かな土を用意することができます。

一方で、アスパラガスは多湿な環境に弱い植物です。そのため、プランターを使う場合は適度な排水対策が必要になります。プランターの底に赤玉土や砂利などを3〜5cm程度の高さまで敷き詰め、その上から培養土を入れると良いでしょう。下層に隙間ができ、過剰な水はけが良くなります。

土の富栄養化や水はけの改善により、地上部の太くみずみずしい茎が育ち、美味しいアスパラガスが収穫できるはずです。土作りの重要性を意識して、しっかりと根元の環境づくりに取り組みましょう。

適した土壌を整備することで、家庭菜園でもプロ並みの出来映えのアスパラガスが楽しめます。

苗はいつ植えるの?

アスパラガスの植え付け時期については、4月から6月頃が一般的とされています。その理由は、この時期になると霜の心配がなくなり、寒さも和らいでくるためです。真冬の寒い時期は発芽・生育が芳しくないようです。

アスパラガスは植え付け後、1年目の収穫は避けるのが賢明です。夏から秋にかけて地上部の茎が徐々に枯れていきますが、心配する必要はありません。「あれ?アスパラガスが枯れてしまった。コレって失敗?」と不安に思うかもしれませんが、違います。アスパラガスは落葉性の多年草なので、地上部は枯れますが、根っこは冬越しして生き残ります。

しかし、そのままにしておくと病気の原因になる可能性があるため、注意が必要です。地上部が完全に枯れ終わったら、根本から切り取り、枯れ草と一緒に除去しましょう。この際、プランター内の雑草もすっきり取り除いて、冬を越します。

そして翌春、新しい芽が出てきたらアスパラガスの収穫ができる時期がやってきます。休眠期を経て、アスパラガスは再び新たな生育サイクルを始めるのです。

アスパラガスを収穫した後に大事なのが追肥

追肥はとても重要です。しないとどんどん土がやせ衰えていきます。ただ1年目は収穫もしないので問題ありません。2年目以降は追肥が必要です。

追肥のタイミングは春先の収穫が終わった後、2回目は8月の新芽が出るタイミングに1株あたり化学肥料を10g程度与えてください。3回目は収穫前の芽出しを助ける目的で5g程度の化学肥料を与えてください。

アスパラガスの育て方のこつ、プランター選びのまとめ

育て方のコツは肥料にあり。年3回の追肥をするといい
・追肥タイミングは収穫前、収穫後と8月の新芽が出るタイミング
・プランターは深いもの。根が大きく張れる環境ほど太いアスパラガスが育つ

今回はアスパラガスの育て方のコツとプランターの選び方について解説しました。皆さんのお役に立てれば何よりです。

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