電子レンジでのとうもろこし加熱法!簡単・美味しいコツを解説

食べ物の豆知識

とうもろこしはその自然な甘みで、様々な料理法によってその美味しさを引き出せる素晴らしい食材ですね。蒸したり焼いたりと、好きな方法で楽しむことができます。

でも、時に皮が扱いにくかったり、大きめのとうもろこしが鍋に収まらないことも。そんな時、電子レンジを使った加熱法がとても便利です。電子レンジを使用するメリットやおいしくするコツを紹介します。

電子レンジを利用するメリット

いつもは鍋で調理することが多いとうもろこしだけど、電子レンジを使うことで得られるメリットも多いんです。ここでその魅力をお伝えします。

甘みがより一層引き立つ

電子レンジで加熱すると、ラップの中で水蒸気がとうもろこしを包み込み、まるで蒸したかのような状態に。この方法だと、不必要な水分の増加を抑えつつ、とうもろこしの味が濃縮され、甘みがより一層引き立ちます。

水っぽさが少ない

茹でたとうもろこしは、時々水っぽくなってしまいがちです。それは、調理過程で内部に水分が溜まるから。しかし電子レンジであれば、とうもろこしを直接水に浸さずに済みますし、使用する水分も少なくて済むため、水っぽさを防ぎやすいんです。

手軽で時短

通常の茹でる・蒸す方法だと、大きな鍋の準備や後片付けが面倒だったり、時間がかかったりします。それに対し、電子レンジを使えば、加熱時間は約5分で済み、大きな鍋も必要ありません。忙しい時でも手軽に美味しいとうもろこしを味わいたい時にぴったりです。

この調理法は、栄養素を逃さず、素早く美味しく仕上げたいときにも最適です。

電子レンジで皮をつけたままのとうもろこしを調理するコツ

皮をつけたままのとうもろこしを調理する方法は、おすすめの一つです。皮がとうもろこしの水分を守り、加熱時に適切な湿度を保つ役割を果たしてくれます。

さらに、皮でとうもろこしを包んでからラップをかけると、とうもろこし全体が均一に蒸れて、水分を保ちながら甘く、ジューシーに仕上がります。

※皮だけで加熱する方法もありますが、その場合は水分が過度に飛びやすいため、この記事ではラップの使用を推奨します。

【手順】

  • 適量の皮を残して剥く

とうもろこしの粒がちらりと見えるくらいに1〜2枚の皮を残し、残りは剥きます。皮をたくさん残し過ぎると生臭さが残る可能性があるので気をつけてください。

  • 皮の上から水をかけ、ラップで包む

均一に水を振りかけた後、濡れた状態でラップを使ってとうもろこし全体を包み込みます。

  • 電子レンジで加熱

1本当たり約210〜250gのとうもろこしを、500Wの電子レンジで5分加熱します。お皿に乗せる必要はありません。

  • 加熱後は冷ましてから皮を剥く

取り出した後はとても熱くなっているので、約5分ほど放置して自然に冷まします。その後、ラップと皮を剥きます。冷ます間もじっくりと蒸し効果が続きます。

  • 皮を剥いた後もラップで包む

食べる直前まで、水分が飛ばないようにラップで再び包むことをお勧めします。これを怠ると、とうもろこしの粒が乾燥してしわしわになりかねません。

2本のとうもろこしを同時に電子レンジで調理する時のポイント

2本同時に電子レンジで加熱する場合でも、基本的な手順は変わりませんが、加熱時間はおおよそ10分を目安にします。

2本を一度に加熱する際は、加熱が均一に行われるように配慮が必要です。適切な位置に配置し、加熱の途中で位置を変えることが効果的です。

3本以上を同時に加熱する場合には、ムラが生じやすく時間も長くかかるため、2回に分けて加熱することをお勧めします。

皮のないとうもろこしの電子レンジを使った調理テクニック

もしすでに皮を剥いてしまったとうもろこしを持っている場合でも、電子レンジで簡単に調理できますので、ご安心を。皮がなくても、適切にラップを使えば、とうもろこしの水分をしっかり保つことが可能です。ただし、水分が蒸発しやすくなる点は留意が必要です。

電子レンジと茹でた時の味の違い

電子レンジで調理したとうもろこしは、栄養素を逃さずに甘みとジューシーさをキープできるのが特徴です。

一方で、伝統的な蒸し方や茹で方と比べると、蒸したとうもろこしの甘さ、茹でたとうもろこしのシャキシャキした食感がそれぞれ特徴的であり、微妙な味の差が楽しめます。電子レンジを使うと、ゆっくりと加熱されるため、とうもろこしの甘さがより引き立つ可能性があります。

電子レンジの調理は時短で手軽、そして栄養価の高い料理を作ることができるというメリットがあります。そのため、忙しい時や簡単に調理したい時には特に便利です。お好みや状況に合わせて、適切な調理法を選んでみてください。

味の違いについて更に知りたい方は、詳しい比較に関する記事も参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました