冬に欠かせない味わいおでん!選りすぐりの32種類の具材と簡単で美味しい出汁の取り方

食べ物の豆知識

冬になると特に食べたくなるのがおでんですよね。たまごや大根などの定番具材はもちろん、人によって好みの具材はさまざま。この記事では、伝統的なものから意外なアイデアまで、おすすめのおでん具材を30種類厳選してご紹介します。お子様が喜ぶ手頃な食材を中心に、予算に応じて様々な組み合わせを楽しめるように選びました。

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手軽で美味しい関東風おでんの出汁のコツ

おでんの出汁はいろいろな方法で取れますが、いちから作ると意外と時間がかかります。ここでは、私がよく作る簡単ながらも美味しいおでんの出汁のレシピをお伝えします。市販の出汁醤油を使えば、手間なく本格的な味の出汁がさっと作れますよ。

  • 用意する材料(分量はお好みで)

・出汁醤油:200ml
・かつおと昆布の混合出汁(粉末):1袋(8g)

【作り方】鍋に出汁醤油と混合出汁、1200mlの水(分量外)を加え、よく混ぜ合わせれば、簡単におでんの出汁が完成します。

▼おでんの出汁に隠し味として「オイスターソース」
テレビで取り上げられた「オイスターソースを加えたおでん」が注目されています。おでんの出汁にオイスターソースを少し加えるだけで、より深みのある風味が楽しめます。まだ試したことがない方は、この小技をぜひ試してみてください。

お子様も喜ぶ、おでんにぴったりの30種の具材

それでは、こだわりの具材を紹介していきましょう。下ごしらえが必要なものについては、詳しい説明もしています。

定番1:大根

「おでんといえば大根」と言う人は少なくないはずです。大根はおでんの象徴的な存在ですが、柔らかく煮えるまでや味がしみるまでには時間が必要です。

おでん鍋に入れる前に先に煮ておくことをおすすめします。簡単に下処理する方法としては、炊飯器を使う方法があります。大根を3cm幅に切り、皮を剥いたら米の研ぎ汁や水を加えて普通に炊くだけです。また、凍らせた大根も細胞壁が壊れて味がしみやすくなるためお勧めです。

定番2:ゆで卵

おでんで欠かせないのがゆで卵です。おでんの出汁で煮込むことで、味がよく染み込み、見た目にも美味しそうな色に変わります。最初に加えることで、より味が染み込みます。

定番3:昆布

おでんに加えるときは、市販の結び昆布が便利です。ただし、出汁用の昆布とは違うので注意してください。水で30分ほど戻してから、煮込みの始めに加えるのがおすすめです。

定番4:さつま揚げ

さつま揚げは、魚のすり身から作られた揚げ物で、魚介の美味しさが凝縮されています。煮込み時間があまりかからないため、煮込みの途中で加えるとちょうど良いでしょう。

定番5:ごぼ天

ごぼう特有のシャキシャキとした食感と香ばしさが引き立つかき揚げは、おでんの具としても人気です。揚げたいかやタコなどの海鮮練り物と並び、好みが分かれますが、おでんには中盤で加えると良いでしょう。

定番6:おでん用焼きちくわ

さつまあげに似た伝統的な練り物である焼きちくわは、おでんで楽しむと格別です。焼き上げることで柔らかくなり、おでんの味をしっかり吸収します。煮込む際は中盤に加えてください。

定番7:がんもどき

がんもどきは、出汁の旨味をふんだんに吸い込むことでその魅力が倍増します。直接加えると油っぽくなりがちなので、熱湯で予め油抜きをすることを推奨します。火が通っているため、おでんの仕上げ近くに加えるのが適切です。

定番8:白はんぺん

淡泊な味わいの白はんぺんは、おでんの出汁を吸うことで味わい深くなります。子供にも人気の柔らかい食材ですので、色を活かすためにも、おでんが完成間近のタイミングで加え、崩れないよう注意してください。

定番9:厚揚げ

厚切り豆腐はおでんに入れる前に、油臭さを取り除くために湯通しまたは洗うことがポイントです。おでんの煮込みも後半に加え、崩れ防止のため丁寧に扱いましょう。

定番10:じゃがいも

ほっこりとしたじゃがいもは、おでんの出汁をよく吸い、人気の具材です。生の場合は初めに、加熱しておいたものは後半に加えることがおすすめです。

定番11:餅入り巾着

出汁を吸った油揚げともちのハーモニーは抜群です。手作りも可能で、煮込む際は加熱しすぎないよう中盤で加えると良いでしょう。

定番12:結びしらたき

結んだしらたきは、煮込んでも形が崩れにくく、おでんの味をしっかりと吸収します。独特の食感が魅力的で、煮込みの中盤に加えるのが最適です。

定番13:つくね

おでんで楽しむつくねは、肉好きにはたまらない具材です。おでんの中で唯一のお肉の具材として、子供から大人まで幅広い支持を得ています。火が通りやすいため、煮込みの終盤に加えましょう。

定番14:ちくわぶ

もちもちとした食感が特徴のちくわぶは、おでんでの定番です。斜めに切って加え、煮込む時間を調整することで、お好みの食感を楽しめます。

定番15:ソーセージ

おでんにソーセージを加えると、そのジューシーさが一層引き立ちます。ただし、長時間煮込むと味や食感が損なわれる可能性があるので、料理の後半に加えるのがコツです。

定番16:焼き豆腐

普通の豆腐よりも煮崩れしにくい焼き豆腐は、おでんの具材としてぴったりです。鍋に入れたら、形を崩さないように注意しながら、最後に加えるといいでしょう。

定番17:こんにゃく

おでんの味がしっかりと染み込むように、こんにゃくには細かく切り込みを入れておくとよいですね。あく抜きのために、使用前に一度茹でるとさらに美味しくなります。料理の最初に加えると、出汁の味をよく吸います。

変わり種1:ミニトマト

意外に思えるかもしれませんが、ミニトマトをおでんに加えると、爽やかな風味が楽しめます。トマトが煮崩れないように、料理の終わりごろに加えて、軽く煮るだけでOKです。串にさしておくと食べやすくなりますよ。

変わり種2:ベーコン

厚切りのベーコンをおでんに入れると、ジューシーで満足感のある一品になります。料理の終盤に加えると、ベーコンの風味が引き立ちます。

変わり種3:だし巻き卵

出汁がしみ込んだだし巻き卵をおでんにすると、非常に美味しくなります。温める程度で十分なので、料理の最後に加えてください。我が家では大人気の具材です。

変わり種4:とうもろこし

とうもろこしは、おでんのだしで煮ることで、その甘みをより引き出すことができます。電子レンジで加熱した後に輪切りにして、料理の最後に加えると良いでしょう。加熱時には皮を一枚残すと、より美味しくなります。

変わり種5:手羽元

おでんに手羽元を加えると、料理全体にコクと深みが増します。特に子どもたちからの支持を得やすいですね。骨から出る出汁がおでんの味わいを豊かにしてくれます。料理の中盤に加えましょう。

変わり種6:うずらの卵

うずらの卵をおでんに加えることで、見た目にも楽しく、味わいも豊かになります。2~3個を串に刺して煮込むと、食べやすさもアップします。料理の中盤で加えてください。

変わり種7:にんじん

にんじんを加えることで、おでんがよりカラフルで魅力的になります。出汁がしみやすくなるように、隠し包丁を入れるのがポイントです。生の場合は最初から、早く柔らかくしたい場合は電子レンジで加熱してから加えると便利です。

変わり種8:しゅうまい

おでんにしゅうまいを加えるという面白い提案ですね。料理の終わりごろに加えることで、しゅうまい独特の味わいをおでんで楽しめます。煮込みすぎに注意してくださいね。

変わり種9:塩焼き鳥

塩味の効いた焼き鳥をおでんに加えると、ひと味違った楽しみ方ができます。既に味付けされているので、料理の最後に加えるだけで、焼き鳥の風味がおでんに溶け込みます。串がついているので食べやすいでしょう。

変わり種10:玉ねぎ

おでんをじっくり煮込むことで、玉ねぎから甘みが引き出され、出汁とも完璧にマッチします。我が家ではおでんに欠かせない定番の一つです。小さな玉ねぎは全体をそのまま使うと崩れにくく、2個をラップで包んで500Wで5分間電子レンジで加熱してから煮込むと、すぐに柔らかくなります。

変わり種11:フランクフルト

おでんにフランクフルトを加えると、目を引く見た目と、子どもたちにも大人気の味わいを楽しめます。串に刺されているので食べやすく、煮込む時間は短めでOKです。後半に加え、マスタードと合わせると味わいが一層引き立ちます。

変わり種12:ミニハンバーグ

ソースなしの冷凍またはチルドのミニハンバーグは、おでんで大きなつくねのように楽しめる人気の具材です。煮込みの最後の方に加えると、ハンバーグがおでんの味を吸って美味しくなります。

変わり種13:餃子

おでんに冷凍やチルドの餃子を加えて軽く煮込むだけで、もちもちの皮が楽しめる美味しい一品に。にんにくの入っている餃子を使う場合は、おでんの出汁に影響しないよう注意しましょう。

変わり種14:かまぼこ

おでんにピンクのかまぼこを加えると、カラフルで楽しいアクセントになります。かまぼこのほんのり甘い味わいが、おでんに新しい風味を加えてくれます。料理の仕上げに加えるのがおすすめです。

変わり種15:オクラ

オクラをおでんに入れると、独特のねばねばした食感が加わり、食べ応えがあります。緑色の鮮やかさもおでんの見た目を豊かにしてくれます。煮込みの終わりごろに加えてください。好みは分かれますが、試す価値はありますよ。

さまざまな具材でおでんをもっと楽しもう!

おでんといえば、通常は大根や卵、さつま揚げなどが定番ですが、思いがけない具材もおでんにはよく合います。いつもの具材に飽きたら、この記事で紹介したような新しい具材を試してみてはいかがでしょうか。新たなおでんの楽しみ方が見つかるかもしれません。

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