自宅で手軽につくれる、見た目にも鮮やかなデザートの代表格がパフェです。果物、生クリーム、アイスクリームを用いて、美しい層を作ることができるのが魅力。昔はカフェの特別なメニューでしたが、今では自分で作る楽しさがあります。ただし、その見た目を格上げする小技があるのです。
以下、その方法をお伝えします。
パフェ作りの基本材料
多彩なフレーバーが楽しめるパフェには、さまざまなバリエーションがあります。そして、基本となるのは以下の材料です。
- ホイップクリーム
- バニラアイスクリーム
- ヨーグルト風味のクリーム
- コーンフレーク
これらのベースに、追加のフルーツやチョコレート、プリンなどを加えることで、一層豊かな味わいに仕上げます。特に大切なのはフルーツソースです。これを底に敷くことで、風味の基盤を築きます。自分好みのジャムを選んだり、飾るフルーツに合わせてアレンジするのがポイントです。
色彩が引き立てるパフェの魅力
パフェの醍醐味はその色彩の豊かさにあります。白を基調としたクリームやアイスを巧みに使い、対照的な色のフルーツやチョコレートとの間に挟むことで、色のコントラストが際立ちます。例えば、白いバニラアイスと鮮やかなフルーツソースの組み合わせは、見た目の美しさを一層際立たせます。
緑の抹茶パフェなど、他の色がベースの場合でも、同じ原則が適用されます。ただし、強い色の場合は色合いに気を配りながら、白玉や相性の良いフルーツを組み合わせることで、独特の魅力を生み出すことができます。
パフェの見栄えを左右する容器の選び方
パフェの見栄えを決めるのは、その層を横から見たときの美しさです。層を重ねる際に色の配分に気をつけると、味わいだけでなく視覚にも訴えるデザートになります。そのため、器選びは透明で細長いタイプが理想です。
一般的なパフェ用の器はこの形状をしていますが、家にない場合は、透明なガラスのコップが代用品として活躍します。材料を入れる順番にも注意を払いながら、層を作っていくのがポイントです。
華やかなパフェの層づくり
おうちで簡単に作れるパフェの積み重ね方を紹介します。今回はフルーツパフェの作り方に注目しましょう。
透き通るような細長いグラスを準備するのが始まりです。
グラスの一番下には、あなたの好きなフレーバーのジャムを敷き詰めます。
次に、サクサク感を求めるならば、コーンフレークを加えましょう。コーンフレークが苦手な場合は、水切りヨーグルトを加えた自家製のヨーグルトクリームが良い代替になります。
ここでコーンフレークとヨーグルトクリームのどちらも使うこともできますね。
さらに、缶詰のフルーツカクテルを使うと、手間なくフルーツの層を作ることができます。
その上には、滑らかなバニラアイスクリームをのせ、さらにその上にホイップクリームをデコレーションします。バニラアイスの隣にも、ホイップクリームを添えてボリュームを出すのも一つの方法です。
そして、フルーツでトッピング。半分にカットしたイチゴや、缶詰のピーチ、マンダリンオレンジなどを配置します。これらは味わいだけでなく、見た目にも鮮やかな彩りを加えます。
最後に、フルーツソースをジャムから作り、パフェにかけて完成させます。
まとめてみると、次のようなレイヤー構造になります。
(フルーツソース)
+
トッピング用フルーツ
+
ホイップクリーム
+
バニラアイスクリーム
+
コーンフレークまたはヨーグルトクリーム
+
ジャム
これで美しいフルーツパフェの層ができ上がります。
自宅でパフェ作りを楽しむ
今回は自宅で簡単に作れるパフェの盛り付け方を紹介しました。フルーツパフェを例にとりましたが、お家でのパフェ作りの醍醐味は自分好みにアレンジすることにあります。
ポイントは、基本となる素材の色を意識し、それに合わせて他の素材を層にしていくことです。
パフェは各材料を揃えたら、それを順番にグラスに詰めていくだけなので、意外と手軽に作ることができます。自宅でパフェ作りを存分にお楽しみください。